健康診断・予防接種・
⾃費診療

健康診断

健康診断について

当院では、特定健康診査、後期高齢者医療制度健康診査、自費での健康診断を行っています。

  • 特定健康診査
  • 静岡市国民健康保険健康診査
  • 後期高齢者医療制度健康診査
  • 生活保護被保護者等健康診査

ご利用・料金について

診療時間内にお電話や受付で予約をお願いします。
特定健康診査、後期高齢者医療制度健康診査、40歳~74歳の方の健康診査では自己負担額はありません。
30歳~39歳の方の健康診査では1,500円(非課税世帯は500円)かかります。

対象 料金
特定健康診査
後期高齢者医療制度
健康診査
40歳~74歳の方
無し
30歳~39歳の方 健康診査では1,500円
(非課税世帯は500円)

検査項目

検診項目など詳細な内容につきましては、静岡市のホームページをご参照ください。

リンク

自費での健康診断

この表はスワイプできます
項目 Aセット Bセット Cセット
診察 理学的初見
身体測定 身長
体重
BMI
腹囲
視力
聴力
血圧 血圧測定
血液(貧血) 赤血球数/血色素量  
血液(肝機能) AST(GOT)    
ALT(GPT)    
γ-GTP    
血液(腎機能) BUN    
クレアチニン  
血液(糖尿病) 空腹時血糖  
HbA1c  
血液(脂質) 総コレステロール  
中性脂肪  
HDLコレステロール  
LDLコレステロール  
尿 蛋白/糖/潜血  
胸部X線  
心電図  
料金(税込)※ 3,300円 9,900円 11,000円
  • セットの料金には診断書の料金を含んでいます。

オプション検査

自費検診のセットに追加することもできますし、検査単体で実施することもできます。
自費検診のセットには診断書の費用が含まれていますが、検査単体で実施して診断書が必要な場合には別途3,300円が必要になります。

  • 金額はすべて税込価格です。

画像検査

項目 料金(税込)
胸部X線写真 1,500円
心電図検査 1,300円

血液、尿検査

この表はスワイプできます
項目 料金(税込)
末梢血一般検査
(白血球数、血小板数、ヘモグロビン、ヘマトクリット)
1,200円
肝機能
(GOT、GPT、γ-GTP)
1,200円
腎機能
(BUN、血清クレアチニン)
1,200円
糖尿病検査
(HbA1c、血糖)
1,200円
コレステロール
(総コレステロール、LDL、HDL、中性脂肪)
1,200円
尿酸 1,200円
尿一般検査
(蛋白、糖、潜血)
1,200円

腫瘍マーカー検査

項目 料金(税込)
PSA 1,500円

感染症検査

職場や医療福祉の実習や就職前、施設入所などに必要なウイルス抗体検査や感染症検査を行なっています。麻疹、風疹、水痘、流行性耳下腺炎、B型肝炎などは、抗体価が低かった場合、ワクチンの接種も可能です。

この表はスワイプできます
項目 料金(税込)
麻疹 IgG-EIA 2,000円
風疹 IgG-EIA 2,000円
流行性耳下腺炎 IgG-EIA 2,000円
水痘・帯状疱疹 IgG-EIA 2,000円
B型肝炎 HBs抗体 CLEIA 1,000円
HBs抗原 CLEIA 1,000円
C型肝炎 HCV抗体 CLEIA 1,000円
梅毒(RPR、TPHA) 1,000円
結核 T-SPOT 8,000円
ピロリ菌 尿中IgG抗体 ELISA 1,000円
HIV IgG WB 3,000円

予防接種

予防接種について

画像:予防接種について

予防接種とは、病気に対する免疫をつけたり免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。
ワクチンを接種することにより、あらかじめ病原体に対する免疫(抵抗力)を作り出し、病気になりにくくしたり重症化を防いだりできます。

当院では、インフルエンザ・肺炎球菌のワクチン接種を行っています。また、通院されている方で上記以外のワクチン接種をご希望される場合は可能な限り対応いたしますので、遠慮なくお申し出ください。

インフルエンザワクチン

画像:インフルエンザワクチン

インフルエンザはインフルエンザウイルスが口や鼻あるいは眼の粘膜から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。
この状態を「感染」といいますが、ワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。
ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。
インフルエンザワクチンには、この「発病」を抑える効果が一定程度認められていますが、高い発病予防効果を期待することはできません。

発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。
これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。

国内の研究によれば、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。
インフルエンザワクチンは、効果が出るまで1週間かかり、効果は約5ヶ月持続します。インフルエンザは例年1月末~3月上旬に流行のピークを迎えますので、12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。

  • 平成11年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業「インフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者:神谷齊(国立療養所三重病院)

料金

対象 料金(税込)
65歳以上の方 1,650円
13歳から64歳までの方 3,300円

肺炎球菌ワクチン

画像:肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は、気管支炎や肺炎などの重い合併症を引き起こすことがあります。
日常的に生じる成人の肺炎のうち1/4~1/3は肺炎球菌が原因と考えられています。肺炎球菌には90種類以上の血清型があり、23価肺炎球菌ワクチンはそのうちの23種類の血清型を予防の対象にしたワクチンです。
肺炎球菌ワクチンを打てば肺炎にかからなくなるというわけではありませんが、日常的に生じる成人の肺炎(65歳以上、市中肺炎、医療ケア関連肺炎)の発症予防効果は33.5%あるという報告があります。

肺炎球菌ワクチンの接種後にみられる主な副反応は、接種部位の痛み(痛み、赤み、腫れなど)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがあります。

  • 平成30年厚生労働省ファクトシート

静岡市に住民票があり、以下に当てはまる方は、公費補助の対象になります。

  1. 65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の方
  2. 60~64歳で、心臓、腎臓、呼吸器の機能障害、またはHIVによる免疫機能低下があって、その障害の程度が身体障害者手帳1級相当の方

料金(23価ワクチン)

対象 料金
一般の方 8,600円
公費補助対象の方 4,820円
  • 市民税非課税世帯に属する方、生活保護受給世帯に属する方、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律に基づく支援給付の決定を受けている方は無料

帯状疱疹ワクチン

項目 料金
(税込)
乾燥弱毒生ワクチン
「ビケン」
8,000円
乾燥組み換え帯状疱疹ワクチン
「シングリックス」
22,000円
  • 50歳以上の方が対象になります。
  • シングリックスは2~6ヶ月あけて2回の接種が必要になります。
  • 過去に帯状疱疹になったことがある方でも再発する可能性があります。発症から5年以上経っている場合には接種をお勧めいたします(5年以内に発症歴があっても希望があれば接種は可能です)。
  • 乾燥弱毒生ワクチン「ビケン」は、免疫抑制剤を内服していたり、免疫力が低下している方には使用できません。
2つのワクチンの比較
乾燥弱毒生ワクチン
「ビケン」
乾燥組み換え帯状疱疹ワクチン
「シングリックス」
ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
発症予防効果 51.3% 50 歳以上:97.2%
70 歳以上:91.3~97.9%
帯状疱疹後神経痛の予防効果 66.5% 88.8%
効果の持続期間 5年程度 9年以上
副反応 発赤(44%)、
注射部位の痛み(14.7%)、
腫脹(17%)
注射部位の痛み(78%)、発赤(38%)、
腫脹(26%)、筋肉痛(40%) 、
疲労感(39%)、頭痛(33%)、
発熱(18%)、胃腸症状(13%)
接種できない方 妊娠している方、
免疫抑制剤を内服している方、
免疫力が低下している方
発熱している方、
過去にこのワクチンの成分にアレルギーがあった方
費用 8,000円(税込)x 1回 22,000円 x 2 回(2ヶ月間隔)
合計 44,000 円(税込)

その他のワクチン

項目 料金(税込)
麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン) 9,800円
水痘ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」) 8,000円
おたふくかぜワクチン(ムンプスワクチン) 7,000円
B型肝炎ワクチン(ヘプタバックスⅡ 0.5ml) 6,000円

自費診療

オーソモレキュラー栄養医学に基づく栄養カウンセリング

現在、新規患者さまの募集を
一時的に休止しています。
ご了承ください

その不調の原因は、「栄養不足」かもしれません

画像:オーソモレキュラー栄養医学に基づく栄養カウンセリング

健康診断では「異常なし」。でもなんとなく調子が悪い…。
そんなお悩みをお持ちの患者さんは、実はとても多くいらっしゃいます。
当院では、「栄養療法(オーソモレキュラー栄養療法)」による診察・治療を行っています。
原因が特定できない体の不調は、よく調べてみると、栄養障害が関係している場合が多くあります。
適切な栄養素の補給を行うことによって、症状のみならず、全身状態や、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)そのものの改善を目指すことができます。

私たちの体は、私たちの食べた物(栄養素)でできています

当たり前の話ですが、これが「オーソモレキュラー栄養療法」の基本的な考え方です。
私たちの体は、約37兆個の細胞の集合体であり、その細胞一つひとつが、毎日の食事によって摂り入れる「栄養素」(タンパク質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルなど)で構成されています。
昨日までに何気なく口にしてきた物のすべてが、今日の私たちを作り上げているのです。
オーソモレキュラー栄養療法では、的確な食事指導、医療用サプリメント、点滴療法などにより、体の材料である栄養素の不足量を補い、体質そのものの根本的な改善を目指します。

食事には気をつかっている。その思い込みが落とし穴かもしれません

患者さんの中には、元から食事に気を遣われていた方もたくさんいらっしゃいます。
「野菜はしっかり食べて、脂ものにも気を遣っている」という方でも、血液検査を行うと、特定の栄養素が欠乏しているというケースが、実はとても多いのです。
「飽食」と言われる現代は、カロリーは十分に摂れていても、糖質過多や、タンパク質・ビタミン・ミネラル(鉄、亜鉛など)などの栄養素不足に陥りやすい傾向があります。
診察・検査により、「思いもよらない栄養素不足が不調と関係していた」と発覚することが多くあります。

薬だけに頼らない治療、予防をはじめませんか?

病気やケガの治療のために、「薬」はなくてはならないものです。
しかし、薬は自然界に存在しない物質なので、私たちの体に、本来であれば起こらない化学反応を人工的に起こします。副作用も起こしてしまうこともあるので、上手に付き合わなくてはいけません。
オーソモレキュラー栄養療法は、私たちの体に「栄養」として元から存在する分子を補うことにより、体本来の正常な働きをサポートする、体にやさしい医療アプローチです。
栄養補給により、体全体37兆個の細胞の働きを活性化させるという考え方です。海外では1960年より精神疾患領域に応用されはじめたことから進歩を遂げ、今では幅広い医療分野で導入され、確かな治療方法として確立されつつあります。

こんな症状にお悩みではありませんか?

「ちょっと調子が悪いだけ」「体質だから仕方ない」と諦めていた体の悩みでも、実は、栄養不足により引き起こされた体からのシグナルということが多数あります。
その時々の症状を抑える対症療法だけではなく、本質的な体質改善をこの機会にはじめてみませんか?

  • 風邪をひきやすい
  • まとまった睡眠ができない
  • 疲れやすい
  • 気分が落ち込みやすい
  • 便秘・下痢しやすい
  • 冷えに悩んでいる
  • 傷が治りにくい
  • 爪に白い斑点がある
  • よくあざができる
  • ネックレスなどで皮膚炎が起こる

治療の流れ

あなたに不足する栄養素を「血液検査」で明らかにします

当院では、「血液検査」という方法で「あなたの栄養状態」を解析しています。
医師が、血液検査データをオーソモレキュラー栄養医学的に「栄養解析」することで、「あなたに不足する栄養素」を見つけ出し、結果を「栄養解析レポート」として患者さんにお渡ししています。血液検査という客観的指標に基づいて、不足栄養素を定量補充する指導を行い、自然治癒力を最大限に引き出すアプローチで症状改善を目指します。

  • 【初診】問診・血液検査

    健康診断での一般的な採血検査とは異なり、「70項目以上の詳細な項目」の検査を行います。
    まずはチェックシートにご記入の上、お悩みの症状、普段のお食事・ライフスタイルについて、詳しくお聞かせください。

    「血液検査による栄養解析」のメリット
    70項目に及ぶ血液検査データからは、目には見えない体の中の栄養状態を、客観的に読み解くことができます。
    たとえば健康診断では異常なしの患者さんでも、「かくれ貧血」「かくれ高血圧」などを示す数値的問題が見つかることもあります。
    また、通常の健康診断では「基準値内=異常なし」と見なされる数値も、当院の「栄養解析」では細かい兆候までしっかり調べます。

  • 【2週間後】結果のご説明・治療方針の決定
    「栄養解析レポート」に基づいて、あなたの栄養状態、食生活の問題点をご説明します。
    一人ひとりに合わせた食事改善、医療用サプリメント・点滴などの治療方法をお話しします。
  • 【3〜4ヶ月後】再検査・解析
    カウンセリングや血液検査により、栄養状態を再評価します。

料金

通常、3ヶ月ごとの血液検査、栄養解析レポートの作成、カウンセリングと、サプリメントを使った栄養療法をおすすめしております。

栄養解析セット

初回
(初回カウンセリング、血液検査、栄養解析レポートの作成)
18,000円
2回目以降
(血液検査、栄養解析レポートの作成)
15,000円
  • 血液検査から約1ヶ月後、栄養解析レポートに基づいたカウンセリング費用が含まれます。

検査の追加

甲状腺関連の血液検査、尿検査 6,000円
  • より正確な栄養解析のため、検査を追加することができます。また、症状によっては検査の追加をご提案させていただく場合があります。

当院推奨サプリメント

1ヶ月分 2,000円〜20,000円
  • 症状、予算に合わせて調整いたします。

リスク・副作用

  • 他の疾患が原因となって体調不良が生じている可能性もあり、その可能性を排除するものではありません。
  • 採血時の針の痛み、アルコール消毒時の肌のかぶれが起こる可能性があります。
  • サプリメントは、個人の体質や体調によって合わない、また、まれに下痢や発疹などが起こる可能性があります。
  • すべての方に副作用が起きる訳ではありません。